ミニチュアペイントのハウツー記事以外の参考になる本
ミニチュア出来栄えの向上はミニチュアペイントのハウツー記事だけでもありません。
各メーカー発行誌やWebサイト上でのペイント記事では同社のミニチュアを同社の設定に沿って塗りますのでモンスター系や特に設定の無いミニチュアのペイントで色の選択に迷って納得できない出来になったり、肌色の影になる部分=その会社の塗料の濃い茶色というペイントのラインナップに縛られた塗り方をしがちになってしまいます。
今回は意外と参考になるものから、何故その色になるのかといったものを紹介します。
色彩に関する本
特にミニチュアの光と影の表現にはミニチュア自体を立体のキャンパスだと捉えると絵画技法が非常に参考になります。
特に光と影に関する本は、ただ塗料を明るく、暗くするだけではない事を知るために読んでおいても損にならないかなと思います。
初心者の方が今すぐ買うような本ではありませんが、メーカー指定の明暗の付け方以外の方法を探るには良い資料となるでしょう。
TRPGのルールブック
PathfinderやD&DといったTRPGのモンスターに関するルールブックは収録数が多くてフルカラーで一体一体描かれている事もありモンスター系のミニチュアを塗る際には非常に参考になります。
自分ひとりでの想像では思いつかないような色の組み合わせや理想としていたような色使いに出会えればペイントに対するモチベーションもあがるかと思います。
またモンスターが装備している武器や鎧はNMMでの塗装の参考にも役立ちます。
アメコミ
アメコミ?と思うかもしれませんがキャラクターが豊富なため色の組み合わせも参考になりますし、またフルカラーであらゆる角度で描かれるためにハイライトとシャドーの付け方は非常に参考になります。
作風も色々ありますが、なだらかではなく数色の段階で明暗がつけられているものは色の置き方の参考になりますし、なだらかなグラデーションで色づけがされているものは色の調子付けの参考になります。
白黒や単色塗りのものはミニチュアペイントの参考としてはやや落ちるかもしれませんが最近のものは比較的上記の様な色づけがされているものが多いので参考にしやすいと思います。